「捻って回しやすくすれば、当たりの優しい耳かきになるのでは?」
竹海の着想と技巧により自在に操りやすいフォルムに仕上げました。
そのさまはまさに、阿波踊り特有とも言えるぞめき(騒き)囃子
その浮かれる気分を耳かきで表現しました。
本煤竹のもつ特性を最大限に生かしております。
阿波の名工藤澤竹海の手による手作りです。
手触り、耳触りのよい耳かきに仕上げております。
竹海の落款が焼き印で捺されております。
徳島の古民家よりいただいた本煤竹を利用しております。
古い藁葺き屋根民家の屋根裏や天井で使用されていた竹のこと。推定150年以上という永い年月をかけ、
囲炉裏の煙で燻されて硬質化し、自然についた独特の茶褐色や飴色に変色しています。現在となって
は入手困難な品です。弊店の本煤竹はすべて徳島山間部の古民家で使われていたものです。